不安を煽る報道
老後までに2000万円を貯めておかなければ生活がままならなくなる!老後破綻する!!
昨年にはコロナ禍でみんなが右往左往バタバタしている最中に、こっそりと改正年金方が成立。
65歳から受け取りが可能な、老齢年金が75歳からの需給でもOKとなりました。
その際の支給額は65歳の時に受け取るよりも、何と84パーセントも上乗せして受給できると!
でも、喜んでばかりはいられません。それってよく考えてみると、なるべく年金受給を遅らせておきたいという政府の思惑も感じ取れませんか?
これから日本は超高齢社会に突入していきます。高齢者の人口比率がどんどん高くなっていきます。
出生率は下がる一方ですので、社会保障を維持していくのは本当に大変なことは明らかですね。
このように日本の先行きが不安だ!という報道や記事で溢れている中、ただ闇雲に慌てている方が実はとても多いようです。
ねんきん定期便って??
さて、ここで皆さんにちょっと質問です。
皆さんは将来、ご自身が受け取れる予定の年金額や退職金はご存知でしょうか?
案外ご存知ないですよね?(*≧∀≦*)
大丈夫です!多くの方がそんなもんです。かくいう僕自身も実はそのうちの一人でした。。(^_^;)
ということで、とりあえず落ち着いてご自身の退職金、年金について調べて見ましょう。
退職金は勤め先に確認して、おおよそを明らかにしておきましょう。
そして年金額。
ねんきん定期便って見たことありませんか?
毎年誕生月に、年金の加入記録や年金の見込み額を確認するために、日本年金機構から届いているはずです。
こんなハガキが届きますよ〜
ちなみにねんきんネットでも確認できます。
あ!それからこのねんきん定期便でご自身の年金履歴や記載事項に誤りはないか!?これを確認しておくのも重要ですよ。
僕は年金の基礎番号が2つ、年金手帳が2冊あった過去がありました。1人1冊なのに(^.^)
消えた年金問題って、最近は耳にする機会がなくなりましたが、全て解消されたわけではないので、そう言った意味からもねんきん定期便はチェックする必要はあります。
僕の年金手帳と、基礎番号は申請をして統合してもらいました。
自分事として考えよう
ニュースで2000万円足りないって言っているから、全国民一律にそうなのか?
なんてことはありません!!
人それぞれ状況は違ってきます。国民年金、厚生年金、退職金、貯蓄額、借家?持ち家??一人暮らし?
お金の問題は、人は人、自分は自分なのです。
まずは自分自身の状況を把握しておきましょう!
そして、もし2000万円どころではなく、3000万円、5000万円必要??となったとしても、諦めることはありません。
無理のない範囲で、働き続けることができればそれだけでも全然変わってきますし、年齢に応じた資産運用なども活用して行けば、資産の減りを抑えながら取り崩すことだって可能です。
支出に優先順位をつける
あと、大事なことはやっぱり節約ですかね。
いわゆる節約節約!で何もかもを我慢しなくちゃならない生活はさすがにつまらないですよね。
もう亡くなりましたが、僕の父はお金ないくせにゴルフが大好きで、ガンになっても病院の先生に頼み込んで無理やり外出許可を取って出かけちゃうくらいでした(^◇^;)
そう、でもお金ないから母と喧嘩していたので、父にとって優先順位の低いことから節約してゴルフ代を捻出していました。
最後の最後にゴルフに行けてとっても嬉しそうでした。
僕も最近節約を始めたんですよ。というか、無駄に使っていた支出をカットした感じです。
具体的にはこんなところです。
●ペットボトル飲料 →水筒、28円コーヒーのケース買い 4000円
●コンタクトレンズ → メガネ 3000円
●ヘアカット→ Myバリカンで坊主頭! 3000円
●格安SIM→ 6000円
●新聞をやめた→ 5900円
●医療保険の見直し → 3500円
僕にとっては、無くても特に困らないものばかりですかね。
でもこう見ると2万以上カットできていますから、なかなかのものだと自負しております。
ただ、バリカン坊主にしたら、周りから怖い。。っていう声が頻発でして(;_;)
これだけちょっと後悔。。
で、浮いた分のほとんどは積立の運用に回して、残りはカミさんとのランチ代ですね。
こうやって、自分の支出を見直して見ると、案外これといって必要なかったな〜なんてものも見つかりますので、一回だけでも家計簿をつけてみる!これはオススメします!!
最後になりますが、まずは一度、ご自身の資産状況や家計を確認してみることです。
そうすれば、むやみやたらと老後について恐れる必要もないことがわかるかもしれません。
また、もしかしたらこのままではマズイかも!?っていうことに気づけるかもしれません。
その時でも慌てず、少しずつでも対処して行けばきっとだいじょうぶです。
何と言っても人生100年時代ですから。
無理せずにコツコツ積み上げていきましょう。